日本の縫製工場が次々と姿を消し、生産拠点の海外シフトが進むアパレル産業。
その中でアーテスは、国内自社工場を中心とした生産体制を守り続けています。
なぜなら、お客様の想いを具現化する理想の服づくりは、私たちの目が行き届く環境でこそ可能だと考えるからです。
難素材にも対応するノウハウを有する自社工場での生産を基本に、
時に信頼できる協力工場とも手を携え、徹底した品質管理と納期管理でお客様のニーズに応えること。
その積み重ねが評価をいただき、アーテスの工場は国内外のブランドから
主力工場として永くご指名いただいています。
素材の仕入れやサンプル製作、本生産、二次加工など、服づくりには様々な工程が存在します。
新商品の企画や展示会の準備に多忙を極めるアパレルブランドにとって、
その全てのプロセスを自社で管理するのは煩雑なもの。
だからこそ、生産に関することは私たちにお任せください。
アーテスは糸や生地、プリント、刺繍、製品染めなど、
縫製以外の分野で培ってきた知識とネットワークを活かした一気通貫のモノづくりが可能です。
専門パートナーと組んだ素材の開発、提案からフットワークの速いサンプル製作、
縫製、二次加工、検品、出荷、納品まで、クオリティを保ちながらワンストップでご要望にお応えします。
ある時は薄手の肌着。ある時は超厚手のコート。
季節やトレンドに合わせてラインを柔軟に組み替え、
市場ニーズに応じた多様なアイテムを提供できる生産体制を確立しています。
効率だけを求めるなら、同じアイテムだけを大量に作る方が得策かもしれません。
しかし、大量生産がもたらす過剰在庫がお客様のブランド価値を損なうことを私たちは望みません。
だからこそ、お客様が本当に求めるものを、必要な時に、必要な数だけお届けすること。
私たちアーテスは、縫製企業であると同時にお客様のブランド価値を守り、
高める「サービス製造業」でありたいと考えています。
アーテスでは現在、洋服のデザイン制作や商品自体の提案は行っておりません。
お客様の「アイデアの具現化」に特化するからこそ、外部協力会社とのネットワークを活かしたご提案や、
付加価値の高い独自の技術開発に注力できると考えるためです。
優れたアイデアを、優れたモノづくりで形にすること。
私たち一人ひとりのその姿勢と行動が、アーテスのブランドコンセプトである
「想いを服にする」の実現に結びつくと信じています。